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週末 [休日]

慎にはいそがしい週末だった.


土曜日の午後はCANの移動支援で名古屋までお出かけだった.

CANの移動支援はやっと今月から月いち入れてもらえるようになった.

(一年以上空き待ちをしていた.)


初日なのにあいにくの雨.

濡れないで行けるところを考えてもらった.

名鉄電車と地下鉄に乗って名古屋栄のNHKに行ってきた.


名鉄岐阜駅は乗降車場がなく.

しかも路上も停車させる事が難しい.

雨のなか苦労した.

冷たい視線を感じつつ歩道に乗り上げて降車させた。


雨のせいか急行電車も空いていたらしい.

ただ栄はすごい人混みでまっすぐ進めなかったようだ.

NHKはいまだに大好きな「ドレミファどーなっつ」が見れて楽しめたらしい.

日車ゆめステーション」のチラシを持って帰ってきたがこちらも楽しそうだ.


日曜はいぶきまつりだった.

この10年ぐらいほぼ毎年行っている.

地元の中高生や大学のサークルなどいろんなステージが楽しめる.

太鼓、演奏、歌、ダンスなどなど

活気があって毎回たくさんの人に来てもらえてスゴイと思う.

今年は天候の都合で体育館で行われた.

慎は最初しきりに「そと」(外)と言っていた.

いつもと違う!って思ったらしい.

体育館の二階が会場だったかあら、ボランティアさん達に手伝ってもらって二階にあげてもらった.

大変だった.


こうして土日にたびたび楽しい事があるのはありがたい.

学校を卒業後もこうした変化のあって楽しみがある生活を送れたらいいなあと思う.



土曜日の移動支援のおかげで空いた時間を、

知人のリハビリに付き添った.

自分の子供以外の人のリハビリに付き添うのは初めてかもしれない.

土曜で外来患者さんがいなくてリハビリ室はとても静かだった.

雨で暗くて気分もどんよりだった.


私の気分とは裏腹にリハの先生は一生懸命でその勢いが伝わってきた.

言語のリハにも付き添ったが、

この先生も若くて熱心.


短い期間でなんとか成果をあげようというか、

ある程度の事ができるようにもっていくぞっていう意気込みを感じた.

でもねえ

本人がどういう気持ちでリハに望んでいるか

何を期待しているか、どうしたいか、

子供じゃないんだし、そういう話しはされているんだろうか.

単に教科書どおり身辺自立に向けてまっすぐGo!みたいなのはどうかなあと感じてしまった.


もともと自分の子供のリハビリにもあまり熱心でない私.

(学齢前にリハをちゃんとしてもらえる母子通園施設を早々に切り上げ保育園に移った.)

でも全然リハビリをしてこなかったわけでもない.

大阪まで月一のリハに通った時期もあった.

でもやればやるほどリハ中心の生活は苦しいと感じるようになった.


大人の場合はまたそれはそれでリハビリの考え方が難しいと思う.

喪失感や無気力に陥ってはいないか。

気持ちのケアはされているのか。

リハビリしながらどんな生活ができそうか思い描いて

それにはどういう事が必要か.

どんな道具がいるのか

どんな支援が必要なのか

こういった事をたくさん話しあって行く事が大切だと思うが。

日々「普通であること」をめざして努力し続けなければならないような生活はしんどい.

リハの方向性を間違うと辛いばかりだと思う

(回復期の早期リハビリは重要なんでしょうけどね).


私は家族でもないし、

支えになってあげれるような存在でもないし、

たいして何もしてあげられないから何も言えない立場だけど.

平穏な毎日が過ごせるようひたすら願っている.



 


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たかびごん

慎くんは「ドレミファどーなっつ」が好きなんですね…
私には、チャレンジドの大親友・Nくんがおりますが、彼は「おじゃる丸」に似ているので、おじゃる丸が好きです。
by たかびごん (2009-04-29 19:14) 

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