長良川鉄道にひたすらゆられた [お出かけ]
昨日、ちょこっとお出かけのつもりで長良川鉄道に乗りに行った.
長良川鉄道の電車は樽見鉄道と同じで、乗り込むのに20cm以上の段差がある.
スロープをかけてもらっても勢いを付けて上らないとダメなほどだ.
関駅から乗った.
関までは車で35分ぐらい.
まずホームに行くまでに難関があった.
郡上方面に乗るには駅舎と反対側のホームに行かなければならない.
階段があって無理.
そこで車に乗ってぐるっと線路をわたって反対側から侵入するように言われた.
でもそこは駐車場はないから慎だけ置いてまた車はもとの駅舎の駐車場に戻った.
最初は「みなみ子宝温泉」まで乗って行ってゆっくりご飯を食べて戻ってこようと思っていた.
「駅を出たらすぐ温泉の入り口」っていうふれこみだったし、
当然スロープもあると思い込んでいた.
でも実際は違っていて、
スロープが常備してあるのは美濃市駅 郡上八幡駅、美濃白鳥駅のみとのこと.
それじゃあ郡上八幡でいいや(約1時間ぐらい)と思ったら、
郡上八幡はスロープはあるが、
帰り方面の電車に乗るためには階段を上り下りしないと逆ホームに行けない事が分かった.
どうするかとしばし悩む.
ふと
「これって終点まで行ったら折り返しますよねえ.」
思いついて聞いてみた.
20分ほど停車後折り返してくるとの事.
決まり!
ちょっと長いけどこれがいちばん迷惑かけないし正解かなあと思った.
駅員さんは
「逆方向のに美濃太田駅の方に行かれたら、バリアフリーで戻ってくるのも問題ないですよ.」
って進めてくださったけど.
せっかくだからいい景色を楽しみたいと思い郡上方面に行くことにした.
関駅
結局片道1時間半、折り返しまた1時間半の長旅となった.
気持ちよい風が窓からはいって景色もきれいで、
山と渓流と花と.
所々あり得ないほど高いところに作られた高架の道路が見える.
それらの道路は山に突きあたってトンネルへと消える.
家並みもおもしろい.(これを見るのが結構好き)
ガタンガタンの度合いがかなり激しい.
それと数メートルの短いトンネルがたくさんあるが、
その中を通る時のキーという音が大丈夫?と心配になるような音.
だんだん終点に近づくにつれ右に左に見えていた川も見えなくなり
さらに単調な景色になった.
私はさすがにだんだん眠くなってしまった.
のども乾いたがトイレに行きたくなると困るから我慢した.
そして終点の北濃駅.
何もない.
降りて散歩できれば気持ちよかっただろうなあ.
折り返し待ちの間
少しでも風に当たろうとドアの近くに移動
慎は行きは電車の最後尾だったけど.
帰りは折り返しだから最前列になって
前方には線路、斜め前には運転席が見えた.
運転手さんの手振りをまねたりしていた.
お昼ご飯も食べれず持って行ったパンも慎は食べないというので、
ホントにただただ乗ってた.
私はとっても疲れた〜.
やっぱしローカル線はバリアあり〜だ.
ひたすら乗って引き返してくるしか方法はない!
電車に乗るのが第一の目的だけど、
一応の目的地についたらやっぱり降りたい.
関駅に着いて電車を見送る
駅から帰りの車内で慎は
「おうちない?」(お家へ帰らない?)
と何度も聞く.
「かえるよ!」
「もういいでしょ!」
私は眠いし疲れたしキレ気味.
いつものパターン.
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