始業式はちょっとテンション↓ [特別支援学校]
今日は始業式だった。
わずか12日間の春休みだった。
小学校に入学して以来約10年間でいちばん短い春休みだったと思う。
親としてはとてもラクでありがたい。
先生方は大変でしょうけど。
担任の先生が二人とも変わった.
もちろん変わる事も予想はしていたが、
二人ともとはびっくり!
しかも新卒の先生が慎の担当となる.
先生の名前はとっても難しく、忘れないようにその名前を反芻しながら下校した.
ちょっと慎には覚えにくいかもしれない.
今日は教室で久々に大泣きだった.
教室に自立クラスの全員の生徒と保護者と、先生も同じくらいの人数が集まった.
和んだ雰囲気を作ろうと先生方もウケ狙いな自己紹介をしていた.
ヤバイ!ヤバイ!ヤバイ!
この雰囲気は慎にとっては最悪.
と思っているうちにとうとう大泣き.
大勢の大人の会話や「わっ」と沸くような笑いの声は慎にとっては御法度.
さっさと廊下にでた.
しばらくして「教室に戻ろうか?」と何度も聞いたが無理そうだった.
そのまま廊下でさよならとした.
いつまでたっても大人たちのがやがやした雰囲気はダメだ.
新任の先生はかなりびっくりされたんじゃないかと思う.
明日からがんばって毎朝慎のことを伝え続けなければ!!
好きな事嫌いな事、わかる言葉、姿勢、トイレ介助、食事介助、などなどなどなどなど.
でもねえ、担任の先生2人とも変わってしまうとは・・・.
昨年度は新設校という事ですべてが新しく私も緊張し気合いも入っていた.
ゼロから慎の事を分かってもらうよう努力するのは当然のことだった.
が、今年度はどちらかの先生は持ち上がるだろうと完璧に油断してた.
ふ〜.
予期せぬ事だったし正直めんどうだなあと思う.
引き継ぎはされていると思うが・・・.
新たな場所で子供の事を分かってもらうのはホントに労力のいる事.
学校だけじゃない.
リハの先生、主治医や歯医者さんなど医療関係、ヘルパーさん、日中一時預かりの施設、レスパイトサービスの施設、などなど
子供と関わってくださる方との関係を築くために、どの親もいつもすごい努力をしていると思う.
ちゃんと気持ちを伝える事ができない我が子のために、少しでもよかれと思って努力するのだ.
その辺を分かってほしいところ.
「わかってます.ちゃんと考えてます.」と言われそうだけどね.
慎には新しい事に対応出来る力があると思って納得する事にしよう.
それに新たな出会いは必ずいい事も運んでくるから!
期待しよう!
新設二年目のこの特別支援学校はすでに152人のマンモス校になった.
昨年より60人近く増加.
来年度も卒業する生徒はわずか数人だからまだ増えそうだ.
でも慎達自立クラス高等部(重複障がい)は、新入生わずか2名だった.
もともとこの学年に重複障がいの子供が少ないのか、
それともこの学校の重複クラスが人気がないのか.
それともマンモスになりすぎるからあえて勧められなかったのか、
よくわからないけど、
同学年に数人しかいなかったらちょっと寂しい.
私はいろんな子がいるこの学校はとってもおもしろいと思うけど.
スクールバスが増台しなかった事は大きいかもしれない.
自力通学が出来ない子達にとっては、通学の方法や時間はとても大きな問題だから.
これは大変ですね…
その若い先生たちが慎くんの事を深く理解して欲しいですね…
by たかびごん (2009-04-11 00:14)