新たなリハビリ [からだ]
新しい病院でリハビリをはじめた.
慎にとってリハビリは長年ひとりの先生だけだった.
その先生には3才のときからリハビリしてもらっていて,驚くぐらい指示がちゃんと入る.
隣の県なので今は月に一度しか行ってない.
今回の病院はとても近い.
さらに慎が卒業後お世話になる予定の通所施設に併設されている.
通所している人は,なんと日中に施設の職員さんがリハに連れて行ってくれるという,
こんなに恵まれたことってあるんだなあ.
ありがたい事だ.
成長とともに体がかたくなって筋肉が伸びない箇所が増えて,骨の変形も出てきて.
車いすから下りて緊張をほぐす時間はとても必要だ.
慎は緊張して戸惑い気味だった.
あまり先生の顔を見る事なく指示も聞いてない感じだった.
慎はたまに「僕何もわかりません」っていうフリをする.
簡単な単語はかなりわかるはずなのだが・・・.絶妙だ.
女性の理学療法士さんで優しそうな人だった.
慎はちゃきちゃきの迫力のある人が苦手で.
やる気を全面に出されると臆してしまう.
そういう意味ではほっとした.
また慎はくり返しの出来事は場所とか状況をすごく良く覚えて見通しを立てる事ができる,
慣れてきたら順番とかも覚えて指示に従えると思う.
4月まではだいぶあるからそれまでは付き添ってあれこれ今までの事を伝えたい,
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