ミケだけどほとんど白だからシロちゃん

今日職場でイヤな事があった．

この職場に来て３年目になる上司と意見が合わない．

悶々として帰宅したらミケ４姉妹の１匹が死んでいた．

シロちゃんと呼んでいたおとなしい子．

4匹中２匹はしつこい下痢が続いたがここ数日はすっかり下痢が止まって食べ始めて順調だった．

毎日昼休みに自宅に帰って様子を見て，i/d缶っていう特別食をあげていた．

昼には食べて元気だったのに．

突然死んでしまった．

この子は実は他の３匹とは姉妹ではないと思っていた．

顔つきが他の３匹と全然違った．

全身ふにゃふにゃしていて動作が鈍かった．

いつもひっそりうずくまっていた．

トイレもなかなか覚えなかった．

虚弱体質かまたは人間で言えば障がい児っぽい感じはしていた．

でも猫だしこの子のよさがわかって里親になってくれる人がいるだろうと思っていた．

ボランティアの先輩はこう言う．

「500gの壁がある」って，

生後一ヶ月弱ぐらいまで順調に育ってもその辺りで生き残れる子とそうでない子の分かれ道がある．

自然淘汰．

その子の寿命なのだと．

保健所の子を多数育てるにはそれを覚悟してボランティアしないといけない．

猫の親が育てていればこんな事はないかといえばそうではなくて，

親猫はそういう子に対してはあっさり世話を放棄して子猫はすぐに死亡するらしい．

生物の生死に比べたら仕事のゴタゴタなんてあまりにもちっちゃい．

「うまくやってみせるっ！」と覚悟を決めた．

上司の考えも取り入れつつ，その仕事自体もうまくの成果がだせるように．

シロちゃんごめんね．

ちゃんと育ててあげられなくて．

今日は泣くわ．