キツネの手は魔法の手 [からだ]
数年前に友人から聞いた古武術介護。
慎を持ち上げる時に、手を影絵などでよく使うキツネの手の形にする。
中指と人差し指を折る形。
教えてもらったその時からすごい納得!
ラクに介助できる。
魔法みたいだ。
きれいにキツネさんにしなくても、要は中指と人差し指に力を入れないようにすること。
そうすると腕全体に均等に力がかかることになるから、ラクに感じるようだ。
力の分散ってことかな。
それプラス、ベッドから車いすに移乗する時などにテコの原理を利用する。
教育テレビでやっていた介護講座みたいな番組で知った。
慎は足の変形がひどくてやりにくいが、お姫様抱っこよりはずっと良い。
いろんなことが困難になっていくけど、その都度技をあみ出したり道具を工夫したりで対応する。
腰を痛めるのがいちばん怖い。
その辛さはもうもう大変だから。
介助するのが辛いどころか、自分の靴下を履くのすら涙が出るほど痛む。
腰痛ベルトをしてる先生をたまに見かけるけど、
先生方は「介護」じゃなくて「教育」のプロだから、分野違いで介護テクを学ぶ機会はあまりないのかもしれない。
タグ:古武術介護
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