いぶきまつり [休日]
昨日いぶきまつりに行った.
毎年恒例の行事.
いぶき福祉会主催で,地域の他の障がい者団体や,生協,小中学校などが参加する.
不思議にこのいぶきまつりはたいてい晴れる.
雨の記憶は一度だけ.
毎年みんなのねがいの会でバザーをする.
私はみんなのねがいの会の正会員をやめてしまい賛助会員となったから.今年からバザーの当番がなくなった.
バザーをするのはとても好きなのだが,ただ参加する人にまわった.
慎はいつもボランティアのおねえさんとアトラクションを見たり,お店を回ったり,いっしょに電車の本を見たりしていた.
でも今年は私とずっといっしょ.
「なんで?」という顔をする.
太鼓の演奏や歌は楽しいんだけど,「おねえさんの方がいいなあ‥‥」みたいな
毎年恒例の行事は驚くほど覚えている.
楽しい事は絶対に忘れない.
それに今年はみんねが会員のお友達とあまり会えなかった.
ほとんどの子が中高生以上になって,あまり参加しなくなった.
バザー自体がとっても大変なのでお留守番の子も多いのかも.
ちょっと残念だったけど
来月はバーベキューがあるし,
実はもう夏のキャンプの話もたまにする.
会員をやめても,こうした行事に参加できるのはうれしい.
親が主催して何か行事をやろうとすると,本当に大変だと思う.
子どものためとはいえ,その準備のために子どもをほおっておけないわけで.
自分たちの子どものためだけなら,会員限定の行事を計画して.
なじみのボランティアさんを頼み,小規模でやればほんとはうんとラクなはず.
あえてNPO法人として活動し,損な役回りとも思えるのに,まわりに発信しつづている.
めぐりめぐって自分たちの子どものためになるっていう意識はあるにしても.
今の代表の方は,みんねがの活動はライフワークだと言っていた.
こうした思いをみんなが共通して持っているんだろうなあ.
私は実質何年も賛助会員レベルだったから,みんなの本当の気持ちや苦労はわからないけど.
みんなのために動けるってこと,だから人間って価値があると思う.
・・・って「やめた人が何を言うか」と聞こえてきそう・・・
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