嘉百合園に見学に行った [施設など]
先日オープンしたばかりの「嘉百合園」の見学に行った。
NPO法人「みんねが」さんに誘ってもらい、仕事を中抜けして参加した。
自宅からも職場からも近いから期待している。
定員は現在40名の作業所。
正式には就労継続支援B型施設という。
A、B型ともに障害福祉サービスの訓練等給付の認定を受ける事が必要だが、
A型施設が労働基準法に基づく雇用で、それなりの給料がもらえるのに対し、
B型は非雇用型で作業工賃は分配されるものの、だいたい数千円ぐらいらしい。
総二階の体育館のような外見の建物。
鉄骨総面積990平方メートル、敷地も広い。
定員の倍ぐらい入れそう。
年度途中の開設だったから現在は6名の方が通所をしているのみ。
作業に使っているのはひと部屋だけのようだった。
箱折りと、ハーブの鉢作り。
ハーブはビニールのポットに底炭を敷いて作っていた。
炭を割る作業をしている人もいた。
パン作りの部屋もあり、道具も次々とそろえつつあるようだ。
二階は全く今は使われていないようで、テーブルとイス以外は何もない。
厨房や食堂はなく、職員と一緒の外注弁当をとって、作業スペースで食べているらしい。
エレベーターはとても広く車いす4台一緒に乗れそうだ。
残念なのはトイレ。
通常のトイレとは別に、身障者トイレが1、2階にひとつずつあった。
車いすを便器に横付けできる広さはあるが、
ベッドやベンチを置くスペースはなさそうだ。
慎たちはそれがないと厳しい。
シャワースペースや洗い場も広くとってあったから、改造は可能かもしれない。
それに車いすの人の割合が多くなったらとしたら、やっぱり数的にも足りないと思う。
実はここ、慎が日中一時支援でお世話になっている「ひめゆり」と同じ敷地内にある。
慎が卒業後にこの施設に通わせてもらえるなら、夕方からひめゆりで過ごす事も可能だろうな。
それができたらとてもありがたい。
嘉百合園から向こう正面のひめゆりの方を見たところ
慎のような重複障害のある人が利用できるかは、まだ分からない。
B型施設でも、作業もしつつ生活介護に近い活動をしてもらえるグループができるとありがたい。
慎のような重複障がいでは、なかなか一日中作業をして過ごすのは難しいから。
どんな人達を対象にするかは施設の考え方だろう。
でも需要の有無は事業所にとって大事な要素だから十分考慮されると思うが。
障がいが重い人たちの需要はおおいにあると思う。
病院が隣接されているから、重度の人にも心強い。
(専門医がいる。)
通所施設だけでなく、重度の人が安心してショートステイやレスパイトできる施設も併設してほしいなあ。
強〜く希望している。
場所もそれほど奥でないし、これからひとつづつ事業を広げてほしいと期待が高まる。
「来年度に向けて人材(職員)の確保は出来ていますか?」などと失礼な質問をしてしまった。
すみませんでした!
こんばんは、慎君の宿泊学習はどうでしたか?
学校で泊るんですね。小学部のときの宿泊学習を思い出しました。初めてのお泊は心配でしたよね。
嘉百合園の情報ありがとうございます。私も知りたかったんです。ここに通所できればいいですね。
諸事情でメッセージから送ることが出来ません。すみません。
私は、慎君親子を15年ほど前から知っています。親子ともども大変お世話になっています。
by fragrance (2009-07-18 23:51)
fragrance様
こんにちは。宿泊学習はとってもテンション高く楽しめたようです。嬉しくて12時すぎまでおきていたようです。
私は・・・、慎の事を案じる事もなく、友人3人とそれに近い時間まで某所で遊んでいました。昔からこんなヤツです。
fragranceさんがどなたなのかいまいち分からないのですが、懲りずにコメントしてくださいね。
by sin (2009-07-19 08:46)